有能なフリーエンジニアは、短期間に集中して仕事をして大きな結果を得られるように努力しているものだ。というのも、フリーエンジニアという職種は将来性が不透明であって、いつまで仕事が続けられるかは限りなく未知数だからだ。
コンピューターの世界は日進月歩で、技術革新が頻繁に起こる。
プログラム言語の流行というものも加味して考えなくてはならないので、リスクは承知で行わなくてはならない仕事なのである。

短期間に集中して稼ぐと、その分将来に対するリスクは減らして行ける。
フリーエンジニアの多くが、若いうちに頑張って貯めたお金で株式投資を行っているのはそういった意味もあるのだ。株式投資は基本的に毎年5%程度のリターンが期待できるために、若いうちに大きなお金を注ぎ込んでおくと20年後ぐらいにはかなりの金額になっているものである。

このようにして安定した資産形成をしておけば、エンジニアとしての目標も追いかけやすくなるという側面がある。たとえばゲームを作ってみたいという夢を追いかけることもできるし、自分で会社を起こして新しい事業にアイデアを注ぎ込むこともできる。
目の前の仕事だけに集中する必要がなくなるので、エンジニアとしての夢に時間を使えるということなのだ。何か明確な目標があるのなら、その実現のために計画的に行動をしていくことがフリーランサーには求められているのである。
家族との時間を大切にしたりすることも立派な目標である。